高血圧Q&A
Q1高血圧の原因は?
Q2血圧の正常値は?
Q3なぜ治療が必要なのでしょうか?
Q4高血圧にはどのような症状がありますか?
Q5薬をのむと「くせ」になるといわれたことがあります。
Q6薬に副作用は?
Q7副作用が恐いのだが
Q8薬の服用を始めるのはどのようにして判断するのか?
Q9家での血圧測定は測るたびに値が違うのだが
Q10日常生活での注意点は?
Q2 血圧の正常値は?
A 健常な人では血圧は140/90mmHg以下とされ、160/95mmHg以上は高血圧、その中間は境界血圧とされています。
Q3 なぜ治療が必要なのでしょうか?
A 血圧が高い状態で長期経過すると、脳卒中、心臓病、腎臓病を併発することが多いことが統計上わかっています。また、高血圧は動脈硬化を促進させますし、脳出血、心筋梗塞、心不全の原因になります。
Q4 高血圧にはどのような症状がありますか?
A 初期は症状がないことがほとんどですが、頭重感、肩凝り、めまい、疲労感、さらに合併症を併発するとその症状が出るなどさまざまです。
Q5 薬ののむと「くせ」になるといわれたことがあります。
A 薬は将来の合併症予防のために服用するのですから、医療関係者はこんなことは決していいません。ただ薬を止めると血圧が再び上がってくることがほとんどですから、正常血圧を保つためにはずっと飲み続けなければならなくなることが多いのは事実です。休薬して血圧が上がらなければ飲む必要はありません。
Q6 薬に副作用は?
A こればかりは無いとはいえません。というよりどんな薬にも副作用はあります。降圧剤においては顔がほてる、動悸がする、空咳があるなどさまざまです。割合は全体の数%から10%程度といったところでしょうか。成分によっても違いますので処方時に担当医に詳しく聞かれるのが良いと思います。
Q7 副作用が恐いのだが
A 前の質問の続きになりますが、どんな薬にも副作用はあります。副作用が恐くて薬を飲まれない人、一度飲んだだけで体に合わないと早合点して中止してしまう人がいます。降圧剤にもいろいろな種類がありますので自分に合った薬を主治医の先生と話をされ決めればいいと思います。最初からその人にこんな副作用がおこるだろうと予測することは困難です。しかし多少の副作用が起こっても、内服を止めることで起こる害(血圧が再び上がってくるなど)とを比較して益のある方を選択して内服の継続や中止を決めるケースもありますので、自分で判断せずに主治医にまず相談されることが大切です。
Q8 薬の服用を始めるのはどのようにして判断するのか?
A 1回の血圧測定だけでは内服を始める判断材料にはなりません。基本の食事、運動療法をしながらを何回か測定して常に高いようなら内服を開始します。最終的には種々の検査を行い他の臓器障害の有無を確認します。ただし極端に高い人や症状のある人はすぐに内服を開始することもあります。
Q9 家での血圧測定は測るたびに値が違うのだが
A 自宅での簡易測定器も普及し自宅で測定する機会も増えたため、私の診療所でもこの質問は非常に多いのですが、血圧はいつも変動しているものだと認識してください。日常生活で30から40mmHg変化することはよくあります。血圧は環境の変化に応じて刻々と変わります。安静時には下がりますし、睡眠中は更に下がります。逆に動いたり緊張したりイライラすると高くなります。ですから自宅と病院ではまったく異なる値が出ることも不思議ではありません。血圧が高い低いで一喜一憂しないで同じ条件で測定することが大切です。あと頭痛、吐気、めまいなどの症状がある時に測定する「くせ」をつけることも大切です。 家庭血圧について
Q10 日常生活での注意点は?
A 血圧は緊張やストレスによって上昇します。不安、緊張、興奮といった精神状態や対人関係からおこるストレスはためないでリラックスすることが大切です。また寝不足も血圧を上げます。さらに排便時にも血圧を上げます。普段から繊維分をしっかりとり便秘にならないように気をつけましょう。場合によっては睡眠薬や便秘薬を必要とすることもあります。